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リンゴ

カナダのTexada島に引っ越してきて、1ヶ月以上が経ちました。

 

8月も後半になってくると、

朝晩は日本の10月くらいの気温しかなくて寒いです。

日中はお天気が良いとまだ暑いけど。

 

この1週間、家でひとりで留守番をしています。

ダン先生(同居人-というか、彼の家に私が居候・・・)が出張に行っていて、

私は島でお留守番。

 

毎日ほとんど誰にも会わないで、ほとんど誰とも話さない。

これがとても快適なのです。

 

秋に近づいてくると、島にはあちこちに野生のリンゴが実り、

朝の散歩でリンゴを採っているおじさんとかに遭遇します。

 

野生のリンゴ、ほとんどの木に幼虫がいて、

幼虫とリンゴを分け合うみたいな感じで、

人は幼虫のいないリンゴで、甘そうなのを採ります。

 

形はとても歪(いびつ)。

 

野生のリンゴの種類も色々あって、

小さいリンゴ、大きいの、

甘いの(といっても自然のリンゴはすっぱい)、

めちゃくちゃすっぱい(レモン並み)のなどがあります。

 

● 台所のリンゴコレクション(一部洋梨)●

 

先日家にいたら、近所のおじさんがやってきました。

 

「前の家に住んでいるジムです」

 

前の家?

前の家って、若いカップルと猫と赤ちゃんのいる家で、

おじさんなんて、住んでたっけ?

 

「毎年この家の庭のリンゴを採らせてもらっていて、

今年もバケツ一杯くらい、採りに来ても良いなか?

料理に使うんだけど」

 

ジムさんは、持ってきたボロボロのバケツを指さして言いました。

 

あ〜、この人は、

前の家の庭にトレーラー(キャンピングカー)を置かせてもらって、

そこに住んでいる人なのかもしれない!

 

と、前の家の脇にある古いトレーラーを思い出しました。

 

「もちろん、いくつでも持っていってください。

私は背が低くて採れないし・・・。

というか、ここのリンゴ食べれるの?

幼虫がすごくいっぱい巣を作っているけど・・・」

 

「幼虫は食べないようにしたら大丈夫!」

 

笑!そう、これが究極のオーガニック商品。

 

そう言って、ジムさんがいくつかリンゴを採りました。

 

● そのリンゴがこれ ●

スライスしてもらって食べたら、ちょっと酸っぱいけど、美味しかった。

庭に毎日鹿が来て、木から落ちたリンゴを食べてるけど、なるほど、美味しいもんね。

 

それにしても、

この島には色んな生き方してる人がいて、

 

島では家の鍵もかけなくても安全で、

貧乏な人も多いけど、

なにせこの村には100人足らずの人しか住んでいないので、

みんな顔見知りになって、

昔の日本みたいに、安心して暮らせるところ。

お店も何もないんだけど・・・。

 

同じ日、朝の散歩では、

別のおじさんが木をかき分けて別のリンゴを採っていました。

毎朝スムージーにして食べると言っていたそのおじさん、

というか、おじいさん。

いつもポケットに犬用ビスケットを入れていて、

犬にビスケットをあげるのが日課みたいな人。

 

私にも一個採ってくれました。

 

● 小ぶりだけど美味しいらしい ●

これはまだ食べていません。あとでのお楽しみ。

 

実は先週私もリンゴを採ったんだよね。

赤かったし、かわいかったし、美味しそうだったから。

でも、これらはめちゃくちゃすっぱくて、絶対食べられない感じ!

 

● 見た目に騙された ●

 

この村の唯一のスーパーでも、リンゴは売っています。ほとんどがアメリカ産。

 

● スーパーのリンゴ ●

お店で売っているリンゴは本当に甘いんですね!

 

ところで、家の玄関前には、野生の洋梨の木があって、

こちらも幼虫だらけなんですけど、

この洋梨がとてもおいしくって、甘くって、お気に入りです。

 

● 家の洋梨 ●

やっぱり形は歪で、かなり小ぶり。

果物は食べごろになると勝手に落ちてきます。

 

ただ、リンゴは、あまり赤くなりすぎると、えぐくなるらしく、

いつ収穫するかが、結構鍵になるみたい。

 

夏も終わりに近づいてきて、

夏の果物を沢山食べておかないと!と、スーパーでブルーベリーも買ってきましたが、

大量でもたった300円〜400円くらいの値段で買えます。

 

 

島では散歩くらいしかすることないけど、

リンゴでこんなに楽しめるなんて、素晴らしい夏の終わりだな。

 

at 03:51, shakti-mandir, 13. 島の生活(カナダ)

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