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カナダの島生活と300時間トレーニング

ナマステ!

2018年の夏は、約1ヶ月半、

カナダ、ブリディッシュコロンビア州の島で生活をしておりました。

 

この旅は、全米ヨガアライアンス300時間トレーニングの受講と、

受講をしながら、陰ヨガ、リストラティブヨガ、タイマッサージの指導もする、

というアレンジメントで、今年の3月頃にすでに予定が組まれていたものです。

 

ただ今年の3月後半以降、

私が薬の副作用(ステロイド外用薬に対するリバウンド)を起こしてしまい、

その症状が大変ひどく、5月は1ヶ月お休みしなければならず、

6月も陰ヨガの通訳のみを東京で行った限りでした。

 

6月末よりカナダで体は大丈夫だろうか・・・、と不安を抱えながら、

飛行機も結構しんどい状態で、カナダへ飛び立ちました。

 

実に、到着した翌日は朝、皮膚の痛みで起き上がれない状態でした。

しかもバンクーバーから300時間の会場である、ダン先生の家まで、

車とフェリーを3回乗り継いで、6〜7時間かかります。

いつもはこの6〜7時間を一気にやってしまうのですが、

今回は途中で一泊休憩を入れながら、ダン先生の家がある、Texada島へ移動しました。

 

結論から言いますと、6月末にカナダに行って、

7月半ばには、私の症状は8割くらい良くなっていました!

カナダの涼しい気候と、自然に囲まれていたら、本当にあっという間に、治っていった・・・。

信じられないくらい、の回復でした。

 

300時間のトレーニングは、7月1日から30日までで、

前半は体調もすぐれなかったので、アーサナのクラスも時々お休みしながら受講しました。

 

カナダ人の生徒6名、私、ダン先生の8人が、ダン先生の家に暮らしていました!

1ヶ月以上、カナダの人たちと一緒に暮らすのは、何年ぶりか!

改めて、日本とカナダの違いをたくさん、感じました。

 

写真は生徒の車。

ひとりの生徒は車をタイニーハウスにして、そこで生活していました。

もう一人の生徒は、途中からテント生活で、毎晩外で寝ていました!

そしてみんな、家の中も外もどこもかしこも、裸足です。

なので、みんな足の裏が毎日、真っ黒でした。

私は、どうしても、家の外も中も裸足、ということが、できへんかった!

やはり自分はJapaneseだなと、痛感。。。

 

 

30日間のトレーニング、お休みは日曜のみで、

あとは毎日、朝7時45分から夜の9時まで、所々休憩をはさみ、

長丁場なんですが、

そして、夕飯は生徒が順番で作って、みんなで食器片づけして、

というスタイルなんですが、

それでも、どこかいつもゆったりと時間が流れていく。

なんでこんなに、時間の流れが違うんだろう・・・。

 

 

生徒が作ってくれる夕飯もデザートもめちゃくちゃおいしかった。

ヨガのトレーニングだけど誰一人ベジタリアンがおらず、毎日お肉!

それに、時々ビールやお酒も!

 

最近思うのが、特に北米では、

ヨガにおける、菜食主義とか、精神性を重視するという傾向に対するリバウンドの時代が来たのか!

というくらい、

グル文化(グルに指導してもらう)も含めて、

懐疑的になっているヨギーが多い。

 

私が北米でヨガを始めたころやその前の時代は、

ヨガっていったらベジタリアンや、ローフードや、デトックスや、

マントラ唱えたり、そういうの真面目にやっている人ばかりだったような気がするのだけど、

 

今北米では、

ヨガの偉大な先人たちが、いかに、生徒にセクシャルなハラスメントをしていたかとか、

そういう事実を浮き彫りにさせて、批判する、という動きが目立ってきている。

 

ここには名前を書かないけど、あの有名なあの先生もこの先生もそんなことをしていたの?

というようなことが話題になってきてる。

 

 

この300時間のトレーニングは、「ヨガ」と「セラピー」をテーマに進められました。

全米ヨガアライアンスでは、ヨガをセラピーと呼ぶことを勧めていない。

というのは、ヨガを教える人は、医者ではないからだ。

 

だから、「ヨガセラピー」ではなく、「ヨガセラピューティック」という言葉を使う。

「セラピューティック」とは、「セラピー的」という意味であって、「セラピー」ではない。

 

トレーニングでは、「セラピー」という言葉について、様々なディスカッションが行われた。

宗教的なこと、死に関する哲学、ヨガの先生が行うべきこと、行えないこと、

私は、補完医療としてのヨガ、という考え方は好きだが、代替医療ではないと思っている。

 

 

アーサナのクラスでは、プロップを活用した楽しいアジャストが沢山紹介されました。

私は前半は夜2時間、タイマッサージを指導させていただきました。

 

そして後半は、リストラティブヨガと、陰ヨガを担当しました。

 

トレーニングの途中、サウンドヒーリングの体験もあり・・・。

ありとあらゆる音と漂う時間を過ごしました。

サウンドヒーラーのCindy(写真)は、

ダン先生の庭にタイニーハウスを置かせてもらって、そこに暮らしているアーティスト。

彼女はタイニーハウスを自分でデザインして、オンタリオ州から車で引っぱって来た。

庭に置かせてもらって毎月の賃金は1万円程度。

そこに光熱費やインターネットも含まれる。

彼女はタイニーハウスの横にグリーンハウスを建ててハーブを育てながら、

グリーンハウスをアトリエに、毎日パステルや油絵具で作品を作る人。

 

 

ダン先生が暮らすTexada島は、2つの村があるだけの島で、

島に信号もひとつもなく、

レストランが2件とスーパーが2件あるのみ。

 

毎日、鹿に会う。

庭のリンゴの木の葉っぱを食べにくる。

海にはクジラやアザラシが普通に泳いでいる。

 

そんな島なので、仕事はありません。

住人のほとんどが、シニア世代のリタイアした人たちか、

若いけど都会生活が嫌になって、

「貧しくても豊か」な生き方を求めてきた人たち。

でも、実際に仕事がないというのは、若い世代には困る話・・・。

タイニーハウスに住むCindyも、それは悩みどころのようだけど、

それでも、なんとかやっていけているようにも見える。

 

 

トレーニング期間中、

蜂アレルギーの生徒が蜂に刺されるというアクシデントがあった。

彼女は刺された途端に動けなくなってしまい、

不幸なことに、エピペン(アドレナリン注射)を持っていなかった。

アナフィラキシーショックになると大変だというので、

即、911に電話。

 

でも、島には、病院がない!

 

しかし、カナダは素晴らしかった。

 

911から島の小さなクリニックに連絡があって、

救急車25分で到着。

救急車でクリニックへ移動。

クリニックでエピペンを打ってもらう。

 

大きな病院は船でしか行けない。

船が来るのにまだ1時間くらいあった。

念のためエピペンが切れたころに、再度注射する。

その後船に救急車ごと移動し、向こう岸にある大きな病院へ搬送。

この一連の作業が、すごくスムーズに行われた。

 

蜂アレルギーの生徒は、また刺されると困るので、

トレーニングを中断し、家に帰り、途中からビデオ通話での参加となった!

 

 

30日間、様々なことがあって、

途中で私も「ひとりになりたい〜〜」って気分になったこともあったが、

みんな卒業できて、無事300時間を終了することができました。

そして私の体調も、7月後半にはすっかり良くなってきていました。

 

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トレーニングが終わってから、しばらく休暇を頂きましたので、

その報告も以下に・・・。

 

ダン先生が島で、2台車を買いました。

 

そのどちらも、路上に置いてあったもので、

1台は走りますが、もう1台は壊れていて動きません。

 

以下の車は動きます。なんと、約5万円でした!

 

もう一台は、三菱の軽のミニバンで、ガソリンスタンドに捨てられていました。

軽自動車なんて、カナダでめったに見かけません。

それが、あの誰も知らないような島に捨てられていたので、

ダン先生が私に、「欲しい?」と聞いてきました。

「中を掃除して改造して、タイニーハウスにできるよ」

 

そんなことを言われたら、欲しいに決まっている!

 

壊れていて動かないけど、

ガソリンスタンドのおっさんが、約1万5千円で売ってくれた。

 

私はトレーニングが終わってから一週間、

毎日その車を掃除したり、改造したりしていた。。。

 

 

大工さんに頼んでもらった床板は、

私が帰る日に間に合わなかったけど、

また来年、作業の続きをするつもり!

少なくとも、自分の荷物を置いてこれる場所ができたし・・・。

作業はめちゃくちゃ楽しかった。

 

 

休暇中は、そんなことや、森への散歩、海でのボート、湖での読書・・・。

Texada島は、夢のような島だ。

昔はこんなに何もない島は、ちょっと不安になるなって感じたこともあったけど、

今はもうすっかり慣れてしまった。

島が大好きになった。

 

 

Texada島の後、

6日間かけて、バンクーバー島という島を旅しました。

沢山運転したし、沢山船にも乗って。。。

カナダでの最も西にある海岸で、太平洋の波を見た。

 

 

今年は、ほんとに不思議な年。

年の初めに、「道草」がテーマと書いて、

ステロイド皮膚炎になって仕事ができなくなり、

それも、道草みたいだったし、

夏のカナダも、道草みたいだった。

どの道草も、道草ならではの、学びがあった!

 

そして、2日前に日本に戻ってきました。

そして、あんなに良くなっていた肌が、またボロボロに・・・。

日本の湿気と暑さ、体調にこたえます。

といっても、ステロイド皮膚炎の最悪時期は超えているので、

前よりずいぶんマシですが。。。

でも、一日足らずで体調悪化したので、

ちょっと本気で、カナダへ移住することを考えたりも、したのです。。。

 

さあ、でも気持ちを切り替えて・・・。

あさってからは一般クラスへ復帰します。

来週はパワーピラティスの通訳が名古屋で。

そして、9月からは200時間が桑名市で始まります。

 

この夏学んだこと、きっとこれからの指導にいかしていきますね★

 

 

 

 

 

 

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