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コンパクトに生きる

「コンパクトに生きる」

これが、居心地良い。

 

ちょっと前に、

「屋根ひとつお茶一杯」という本を読んだ。

(ドミニック・ローホー著)

 

ほとんどのコラムで、

嗚呼、そうだな、そんな風なのが良いな、としっくり来た。

 

特に「小さな家」というアイデアが好き。

 

そして家というのは、

「一生そこで過ごす」ものでは、ないような気もする。

 

「不動産」とは、動かない産物、みたいな意味があって、

「不」という字がついているのかもしれない。

 

でも、そういう、「動かない」概念を、翻しても悪くはない。

 

30代後半、40代という年になってくると、

家族を持ったりして、マイホームを買う人もいる。

 

毎月のローンの支払い、これが何年も続く生活・・・。

 

どれくらいの金額が、どれくらいの年月支払えるだろう・・・。

それを毎月払っていくストレスは、どんなものだろう・・・。

 

そのストレスがあるのであれば、

賃貸で暮らしていく方が良いのだろうか?

 

賃貸だって、毎月家賃を払わなければならない。

しかも、どれだけ家賃を払っても、

その家は自分のものにはならない。

 

今、日本にはたくさん空き家があって、

色々調べていくと、空き家の値段はめちゃ安い。

 

実は過去4年間の間、

趣味の一環で、

数えきれないほどの空き家を見に行っている。

 

その中で一番安かった物件は、なんと、250万円だった。

6-700万で買える家は、結構ある。

もちろん、修繕は必要だし、立地もそれほど良くない場合もある。

でもこれから、人口の減っている日本は、

どんどん、空き家が増えていく。

 

上手に空き家を活用している人たちも、何人か知っている。

 

少しの頭金があったり、

頭金がなかったとしても、

中古の安い家を35年のローンで買えば、

毎月の返済は、家賃よりも安くなる。

 

でも、中古の家の難点は、

もし、その家にもう住みたくなくなったり、

その家が必要ではなくなった時、

「買い手がいないかもしれない」・・・ということ。

 

いらなくなったのに、

売れない家の固定資産税をずっと払っていくなんてしたくない。

まさしく、負の遺産(負動産)になってしまわないように。。。

 

いらなくなったら、買い手がいるかな・・・。

とか、考える。

 

その時は、「土地の値段だけで売れたら良い」。

 

だって、中古の家は、家の値段なんて、もともとついてないものもある。

土地の値段で買える中古の家、ってたくさんある。

 

そこで、今後10年先、20年先、この「土地」は売れるかな・・・。

と考えれば良い。金額は大幅に下がったりしないかな・・・とか。

 

駅に近くて、便利なとこなら、売れるだろうなと推測がつく。

(もちろん、確実なことはわからないけど)

 

そんな感じで、安い家が見つかって、

将来売れることを前提でその家を購入して、

毎月、2-3万円のローンで暮らすことになると、

この金額なら、ストレスも少ないだろう。

家賃と比較すると、1Kでも3万の家賃というところはない。

 

お友達でも、シングルで子育てしながら、ヨガスタジオを経営してたり、

自分で事業をしている子が何人かいる。

 

「家を買う」ということは、

「そこから動けない」からやりたくない、という意見も聞いたりする。

 

でも、家を買うことで身動きができなくなる、と言う考え方を、

一度捨てると良いと思う。

 

また、家に何かを産んでもらうことだって、可能かもしれない。

「どんな地域」に家が建っているかにもよるけれど、

お店ができたり、民泊ができたりする場所・家もある。

 

そして、自分が動きたいのであれば、売ればいい。

 

年を取ったら、どんどん、スケールダウンしていけばいい。

 

で、どんどん、スケールダウンのイメージをするのも、楽しい。

 

カナダの友達は、タイニーハウスに住んでいる。

要するに、キャンピングカーみたいな家だ。

 

最小限にスケールダウンしていくと、そういう家になる。

 

今や、軽トラックサイズのキャンピングカーも日本にはある。

 

だけど、実際にキャンピングカーに住んでた人に聞くと、

結構、不便で長続きしていない。

 

カナダのタイニーハウスに住んでいる友達は、

知り合いの庭にタイニーハウスを置かせてもらっているので、

トイレもシャワーも問題なく設置できる環境にいる。

また、洗濯機も友達の家のを使える。

 

でも、本当に道にキャンピングカーをとめて生活していた人は、

まず、トイレとシャワーが面倒だったと言っている。

 

また、道に車をとめて寝ているので、不審者と間違えられる。

 

そして、冬、寒い。

日本なら夏は死ぬほど暑い!

 

年をとって、小さく、どんどんコンパクトになっていきたいと思うけれど、

できるだけ、居心地良いのが良い。

パートナーがいたら、

お互い気に障らないくらいの多少のスペースが欲しいだろう。

 

こうして、コンパクトに生きることを考えると、

要らないものが、どんどん増える。

 

これも捨てる。あれも捨てる。

だって置き場がないのだから。

 

ヨガも、コンパクトなアクティビィだ。

マットがあれば、どこでもできる。

 

通訳も、自分さえいえれば、どこでもできる仕事。

 

結局、そういう生き方が、心地良い。

 

制限されず、自由に連想していくと、

色んなアイデアと可能性が広がっていく。

アイデア、可能性に関してはコンパクトではなく、

限りなく、壮大でありたい。

 

at 22:40, shakti-mandir, ★ プライベート / Private ★

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