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この夏、自然が教えてくれたこと

先日まで、少し涼しい日々が続きましたが、

今日からまた、暑さが戻ってきました。

 

日本の夏!

 

海外の先生方やお友達と、

日本の夏を過ごしたことが、

何度かありますが、

 

この蒸し暑さは、

オーブンの中にいるようだ!と、

ほとんどの方が、日本の夏の居心地悪さに、驚かれます。

 

日本の夏が蒸し暑いのは、仕方がないこと、でしょうが、

 

ある程度、年を重ねた人は、

「昔はこんなに、暑くなかったよね」

と言われる方も、多いのではないかと思います。

 

テクノロジーが発達して、便利な世の中になり、

もうずいぶん前から、

夏、暑くても、

クーラーの部屋で快適に過ごすことを、している。

 

快適になった、はずなんだけど、

自然はおかしくなっていて、

温暖化とか、ゲリラ雨とか、

土砂崩れとか・・・、

不安になる。

 

同様に、

人って、快適で、楽な生活を送るために、

科学やテクノロジーが発達してるはずなのに、

 

パソコンやiPhoneができて、

忙しさが増したり、

人生の複雑さが倍増したって、

ほとんどの人が、経験しているのでは?

 

「あ〜〜、退屈」っていう時間が、

私が高校生の頃は、結構あって、

 

その、何もすることない、って状態があったからこそ、

ひらめいたアイデアや、

向き合えた感情が、

あったような気がするのです・・・。

 

今は、

退屈って時間、ないでしょ。

だって、高校生でも、

もしかしたら小学生くらいの子でも、

ずっと、スマホを見てたら、退屈しないもん。

 

例えば、

野菜を刻んでくれる、マシーンがあります。

 

野菜を自分で切るのが大変だからって、

そういうマシーンを買うんだけど、

 

結局、マシーンのセットアップとか、

使用後にそれを分解して洗うことを考えると、

 

・・・自分の手で切った方が早い。

 

便利だと思っていたものが、

人生を、より複雑にすることって、よくあります。


7月後半から8月の頭まで、

カナダの島へ行っていました。

 

去年の夏も、同じようなことを書いたかもしれないけど、

 

この島には、2つの村があります。

 

ひとつの村の人口は約1000人。

この村には、レストランがひとつと、スーパーがひとつあるだけ。

 

もうひとつの村の人口は100人で、小さいスーパーがひとつあるだけ。

 

島には、信号はひとつもありません(必要ないから)。

 

このふたつの村を繋げる道が、一本、あって、

どこかへ出かける場合、

ふたつの村を行ったり来たりする以外の選択は、

ないのです・・・。

 

 

レストランも、1つしかないので、

どこへ食べに行くか、迷う必要がありません・・・。

 

また、スーパーも、売ってるものが少ないので、

食事の内容も、バラエティ豊かなものは作れないけど・・・、

野菜は庭で採れるし、

前の海で釣れた魚を、近所の人がお裾分けしてくれるし・・・、

シンプルだけど、食べる物は、あります。

 

そして、その食べてる物は健康的で、

何を買うか迷わない分、時間も節約でる・・・。

 

これ、何よりも、楽!!!

 

人は迷うってことも、ストレスになるので、

迷ってばかりいると、

ストレスを感じて、

体にストレス反応が起きます。

 

そして、血糖値が上がったり、血圧が上がったり・・・。

 

あまりにも便利で、

あまりにもチョイスが多いのって、

人にとって、

あまり有益なことでは、ないのかもしれません。

 

この夏、カナダへ旅立つ前も、

それ以外の時でもそうですが、

私も、とても忙しい日々を送っています。

 

カナダには家族がいて、用事もあるので、

行かなきゃいけない理由もあるのですが、

 

行く前になると、行ってる場合じゃないくらい、

日本で用事があるじゃないか!と、毎回思います。

 

でも・・・。

行ってみて、島へ立ち寄ると・・・。

 

時間がいっぱい。

 

やることないから、庭で洗濯物干して、

ネコや、鹿、犬や、ハチドリたちと、

デッキでごろごろ、読書したり・・・。

散歩行ったり・・・。

 

すると、脳は、どんどん、柔らかくなっていって、

 

次から次へと、ひらめくことがあったり。。。

本当に自分が進みたい方向が、明確になってきたりします。

 

 

休むことは、

時間を無駄、にしているのではなくって、

 

時間を、効率的に、使っていることなんだと、

気付かされます。

 

脳には、可塑性があって、

プラスティックみたいに、

一度、覚えてしまった習慣を、

なかなか変えることが、できません。

 

旅をして、

日常と違うところで、

新しい風を、脳に入れてあげることで、

 

そして、本当に、たっぷりとした時間の中で、

休むことで、

 

脳はまた、

新たな神経回路を構築しているのかも、しれません。

 

可能性に、制限を付けることが、

なくなってくるのです。

 

 

・・・そんな、脳をリフレッシュさせた後、

 

帰国後はすぐに、

名古屋で通訳をし、

数日後、

東京へ移動でした。

 

 

人は夜、

時空を超えた、

夢を見ます。

 

現実では、

時空は規則正しく、あるような、気がしますが、

 

100人の村から、

地球の裏側の大都会、東京のアスファルトに足場を変えた時・・・。

 

人生って、夢、なのかもしれないって感じた。

 

 

東京では、3日間、

「サイエンス・オブ・ヨガ:ヨガとガン」

という、トレーニングを受講しました。

 

科学的なエビデンスをもとに、

ヨガができることをする、という内容だった。

 

トレーニングの内容は、もちろん、これからのクラスに活かせるものだったし、

がん以外の、肉体の痛みや、心の問題などにも、効果がある手法を学びました。

 

 

東京を終え、

 

三重に戻り・・・。

 

夕方、

犬の散歩へ行くと、

 

キツネがいた。

 

この子、

時々、遭遇する子で、

どうやら、家の裏の草むらに住んでいるらしい。

 

 

・・・なんか、おかしいって、

 

なんか、

 

日本の人たちの今の生き方が、

おかしくないかって・・・

 

自然の中にいる動物に、

教えてもらったみたいな気がしました。

 

日本でのがん治療は、本当に進化を遂げ、

ますます、素晴らしいものになってきている。

 

それなのに、がんの人の数が、減らない・・・。

 

これは、

岐阜県の、船戸クリニック(注釈1)の船戸先生が言っていたことです。

 

トランスパーソナル心理学についての書物の中で、

諸富祥彦先生が、

日本人は「優しい暴力」によって、苦しんでいると、書いていました。

 

この、

優しい暴力とは、

きっと、英語で言う、

passive agressive(受け身の暴力)

のことではないかと、思います。

 

自分を捨てて、

会社や、

学校や、

他者に受け入れられるために、

仮面を演じ続けている。

 

人のために自己犠牲してしまう人。

 

そのために、自己犠牲されてる側も、罪悪感を感じる・・・

悪いな・・・って感じる。

これが、受け身の暴力(優しい暴力)。。。

 

 

船戸先生は、聞いています。

 

・ 睡眠時間はちゃんと取れてますか?
・ 食事は大丈夫ですか?
・ 運動してますか?
・ 体温めてますか? 入浴してますか?
・ よく笑ってますか (呼吸法)?

 

人の20歳の免疫は、

50歳で半分、

80歳で、4分の1になるそうです。

それは、リンパ球 の活性が、半分、4分の1になるってことです。

 

若い頃は大丈夫でも、年取る毎に、無理、になってきます。

(これも、船戸先生の言葉)。

 

 

自分を犠牲にして、無理する。

 

これが、もうこれ以上できないってなると、

社会にとっての、「出る杭」になるか、

「引きこもり」になるか、

どちらかしか、ない・・・。

(または病になるか。。。)

 

・・・・。

 

日本に戻ってくると、

社会的な風潮で、

何か、ゆっくりすることが、

罪、みたいな気がすることがあります。

 

 

「振り」だけでも良いので、

私も苦労しています、

(自己犠牲しています)、

みたいな姿を見せなきゃいけないとか、

そんな風に生きてる人たち、多くないですか?

 

大人なら、

お酒を飲んだ時くらいに、ストレス解消、してるのかもしれないけど。

 

それだって、

何かしらの形で、

自分を「麻痺」、させているってことだ。

 

そうしないと、

生きていけないのかもしれないけどさ・・・。

 

 

動物たちは、

植物たちは、

とてもシンプルに、生きている。

 

そこから、学ぶことが、多くあるよ。

きっと、涙が出るかもしれない。

きっと、自分という自然を、

今まで、

ひょっとすると、

おろそかにしていたと、

気付かされるからかもしれないけれど。

 

もし気付いたのであれば、

少しだけでも良いから、

もっと自分と親密になる時間を持って、

仮面ではなく、

本当の自分に、

触れ合ってあげて欲しい。


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注釈1: 船戸クリニックは岐阜県の養老にあります。

西洋医学、漢方、統合医療などの複合施設。

2018年1月に、岐阜県関市に、

がん患者のための、

「生き方を変える施設」を開業予定だそうです。

船戸クリニック HP → http://www.funacli.jp



 

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