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リストラティブヨガ in Canada

4月、まだセーターが必要なほど寒かったカナダ西海岸。

 

バンクーバー付近の海に散らばるゴルフ諸島のひとつであるTexada島で、

リストラティブヨガを指導をさせて頂きました。

 

カナダOpen Source Yoga の200時間トレーニングの一部として、

2日間、4時間だけのクラスでしたが、

私にとってはとても貴重な体験となりました。

 

9名の生徒のほとんどはカナダ人でしたが、

フランスやオーストラリアからの生徒さんもいました。

 

みんな、私より断然大きな方々ばかりです。

(私、身長150cmだもの、当然ですね)。

 

簡単なリストラティブのポーズをいくつかと、

神経系についての座学を行いました。

もちろん英語で。

 

アシスタント的存在ではなく、

たった4時間であっても、

カナダでのクラスをすべて自分で担当するのは、初めてだったので、

 

ダン先生は別の部屋で仕事していましたし・・・。

 

クラスが始まる直前まで、結構緊張、したのです!

 

人になにかを伝える時、

「理路整然」と話ができるようにありたい、と思っています。

 

これは私のメンターである真弓篤氏に教えてもらい、

彼の通訳を行うことで、学ぶことができたことでもあります。

 

それはちょっと、数学の証明みたいなものであって・・・。

(数学は得意ではありませんけど)。

 

きちんと順序だって結論へ導くために、

様々なたとえ話やビジュアル的な比喩表現を使って、

かつ、

相手が飽きないように、

 

そして、

タイムマネージメントもしながら・・・

話すのですが、

 

「自律神経とストレスとヨガ」について、

 

これを英語でやらなければならなかったので、

前日になって、

焦りまくりました(笑)。

 

「緊張する緊張する」と連打していたら、

 

ダン先生に、

 

「僕の仕事の負荷を軽減しようと思って任せている仕事なのに、

君の緊張の悩みを聞く仕事が増えて困る」

 

と、怒られた!

 

クラスが始まると、

30分で緊張はふっとびましたが。

 

 

そして、

私はやっぱり長年英語を話して生きてきたんだなということを、

自分でも再確認するほど、

英語で座学をやることは、

日本語でするのと、さほど変わらなかったのでした・・・。

 

でもこれは、

言語の問題だけではないのです。

 

リストラティブのクラスの中で、

 

「誰か他の人のために生きるのではなく、自分のために生きても良い」

 

とか、

 

「そのままの自分でいてください」

 

というような言葉がけをすると、

 

日本の生徒さんは、気持ちが楽になる、と言われたりしますが・・・。

 

 

同じような言葉がけをした際にカナダでは、

 

「その言葉がけは、とても日本的だわ」

 

と言われたのです。

 

「だって私たちは、他の人のために生きるなんて、しないもの!」

 

オーストラリア人の彼女は日本のことを少し知っていました。

 

「日本は家族や周りの人との関係が大変そうだものね」

 

ああ、そうか、

西洋人はどんなことがあっても、

「役割」である前に、「個」である文化なのでした。

 

私が何年か前に受けたリストラティブの先生は、

女性だったけど、ロックンローラーみたいな容姿だった。

 

「その服装やサングラス、ヨガっぽくないよね」

 

と私が言ったのに対し、

 

「ヨガよりも、自分はまず自分であることが大事でしょ」

 

と言っていた。

 

" I " と自分を呼ぶ文化の人たちは、

役割である前に、" I " なのです。

 

お母さんや、先生や、社員や、医者である前に、「私」なのです。

 

そんな文化の人たちは、姿勢も違う。

「すみません、すみません」なんて、絶対言わない。

まっすぐ顔を見て、何でも質問してくるし、意見を言われる。

だから私も、同じように答えないと、と構えるのだ。

 

それに加え、私は「ホビット」と子どもに笑われるほど、身体が小さいので・・・。

 

大きな西洋人に圧倒されてしまう。

 

こんなことを書くと、

私を知っている人は、嘘だと思うかもしれないですが。。。

 

 

 

 

今回はでも、9名という少ない数だったのと、

リストラティブだったのと、

生徒さんのサポートもあったので、

 

とても、良いクラスになったと思っています。

 

「リストラティブが大好きになった」と言ってくれました。

 

これからも、カナダでも少しずつクラスを教えていけたら良いなと、思っています。

 

 

さて、

 

この後、

私はTexada島から、ひとりで船と小型ジェットに乗って、

バンクーバーへ戻りました。

 

「一人旅」。

 

Texada島のフェリー乗り場でダン先生と別れ、

(彼はトレーニングの途中だったので)

 

私は一人で小さなフェリーに乗って、

反対の岸からタクシーに乗り、

今まで見たことないほど小さな空港へ行く予定でしたが・・・。

 

フェリーの中で会ったおじさんが、

空港まで、年季の入ったボルボで送ってくれた!

これが、とても助かった。荷物が多かったから。

 

空港はコンビニくらいの大きさで、

 

飛行機は、かがまないと歩けないほど小さくて、

 

バンクーバーまで25分の空の旅。

 

めちゃ楽しかった!

 

下には壮大な景色が・・・。

 

パイロットの兄ちゃんはカッコ良いし!

 

若い頃を思い出して、一人で、知らない旅路を行くのは良かったよ。

 

私は昔パニック障害があって、

その頃は電車にも乗れず、

いまだに閉所恐怖症だけど・・・。

 

好奇心って大事だなと思った。

好奇心で恐怖心が消えたから、少なくとも、空の旅では。

 

でもまた美容院で顔にタオルかけられると、パニックになるんだろうな〜。

そんな自分があっても、ま、いいか。

 

嗚呼、勇気をたくさんもらった、良い、春の旅でした。

 

ダン先生と、生徒さんと、ダン先生のスタジオにて。

 

at 21:25, shakti-mandir, 1. スタジオお知らせ/ Studio Announce

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