カナダの島生活と300時間トレーニング

ナマステ!

2018年の夏は、約1ヶ月半、

カナダ、ブリディッシュコロンビア州の島で生活をしておりました。

 

この旅は、全米ヨガアライアンス300時間トレーニングの受講と、

受講をしながら、陰ヨガ、リストラティブヨガ、タイマッサージの指導もする、

というアレンジメントで、今年の3月頃にすでに予定が組まれていたものです。

 

ただ今年の3月後半以降、

私が薬の副作用(ステロイド外用薬に対するリバウンド)を起こしてしまい、

その症状が大変ひどく、5月は1ヶ月お休みしなければならず、

6月も陰ヨガの通訳のみを東京で行った限りでした。

 

6月末よりカナダで体は大丈夫だろうか・・・、と不安を抱えながら、

飛行機も結構しんどい状態で、カナダへ飛び立ちました。

 

実に、到着した翌日は朝、皮膚の痛みで起き上がれない状態でした。

しかもバンクーバーから300時間の会場である、ダン先生の家まで、

車とフェリーを3回乗り継いで、6〜7時間かかります。

いつもはこの6〜7時間を一気にやってしまうのですが、

今回は途中で一泊休憩を入れながら、ダン先生の家がある、Texada島へ移動しました。

 

結論から言いますと、6月末にカナダに行って、

7月半ばには、私の症状は8割くらい良くなっていました!

カナダの涼しい気候と、自然に囲まれていたら、本当にあっという間に、治っていった・・・。

信じられないくらい、の回復でした。

 

300時間のトレーニングは、7月1日から30日までで、

前半は体調もすぐれなかったので、アーサナのクラスも時々お休みしながら受講しました。

 

カナダ人の生徒6名、私、ダン先生の8人が、ダン先生の家に暮らしていました!

1ヶ月以上、カナダの人たちと一緒に暮らすのは、何年ぶりか!

改めて、日本とカナダの違いをたくさん、感じました。

 

写真は生徒の車。

ひとりの生徒は車をタイニーハウスにして、そこで生活していました。

もう一人の生徒は、途中からテント生活で、毎晩外で寝ていました!

そしてみんな、家の中も外もどこもかしこも、裸足です。

なので、みんな足の裏が毎日、真っ黒でした。

私は、どうしても、家の外も中も裸足、ということが、できへんかった!

やはり自分はJapaneseだなと、痛感。。。

 

 

30日間のトレーニング、お休みは日曜のみで、

あとは毎日、朝7時45分から夜の9時まで、所々休憩をはさみ、

長丁場なんですが、

そして、夕飯は生徒が順番で作って、みんなで食器片づけして、

というスタイルなんですが、

それでも、どこかいつもゆったりと時間が流れていく。

なんでこんなに、時間の流れが違うんだろう・・・。

 

 

生徒が作ってくれる夕飯もデザートもめちゃくちゃおいしかった。

ヨガのトレーニングだけど誰一人ベジタリアンがおらず、毎日お肉!

それに、時々ビールやお酒も!

 

最近思うのが、特に北米では、

ヨガにおける、菜食主義とか、精神性を重視するという傾向に対するリバウンドの時代が来たのか!

というくらい、

グル文化(グルに指導してもらう)も含めて、

懐疑的になっているヨギーが多い。

 

私が北米でヨガを始めたころやその前の時代は、

ヨガっていったらベジタリアンや、ローフードや、デトックスや、

マントラ唱えたり、そういうの真面目にやっている人ばかりだったような気がするのだけど、

 

今北米では、

ヨガの偉大な先人たちが、いかに、生徒にセクシャルなハラスメントをしていたかとか、

そういう事実を浮き彫りにさせて、批判する、という動きが目立ってきている。

 

ここには名前を書かないけど、あの有名なあの先生もこの先生もそんなことをしていたの?

というようなことが話題になってきてる。

 

 

この300時間のトレーニングは、「ヨガ」と「セラピー」をテーマに進められました。

全米ヨガアライアンスでは、ヨガをセラピーと呼ぶことを勧めていない。

というのは、ヨガを教える人は、医者ではないからだ。

 

だから、「ヨガセラピー」ではなく、「ヨガセラピューティック」という言葉を使う。

「セラピューティック」とは、「セラピー的」という意味であって、「セラピー」ではない。

 

トレーニングでは、「セラピー」という言葉について、様々なディスカッションが行われた。

宗教的なこと、死に関する哲学、ヨガの先生が行うべきこと、行えないこと、

私は、補完医療としてのヨガ、という考え方は好きだが、代替医療ではないと思っている。

 

 

アーサナのクラスでは、プロップを活用した楽しいアジャストが沢山紹介されました。

私は前半は夜2時間、タイマッサージを指導させていただきました。

 

そして後半は、リストラティブヨガと、陰ヨガを担当しました。

 

トレーニングの途中、サウンドヒーリングの体験もあり・・・。

ありとあらゆる音と漂う時間を過ごしました。

サウンドヒーラーのCindy(写真)は、

ダン先生の庭にタイニーハウスを置かせてもらって、そこに暮らしているアーティスト。

彼女はタイニーハウスを自分でデザインして、オンタリオ州から車で引っぱって来た。

庭に置かせてもらって毎月の賃金は1万円程度。

そこに光熱費やインターネットも含まれる。

彼女はタイニーハウスの横にグリーンハウスを建ててハーブを育てながら、

グリーンハウスをアトリエに、毎日パステルや油絵具で作品を作る人。

 

 

ダン先生が暮らすTexada島は、2つの村があるだけの島で、

島に信号もひとつもなく、

レストランが2件とスーパーが2件あるのみ。

 

毎日、鹿に会う。

庭のリンゴの木の葉っぱを食べにくる。

海にはクジラやアザラシが普通に泳いでいる。

 

そんな島なので、仕事はありません。

住人のほとんどが、シニア世代のリタイアした人たちか、

若いけど都会生活が嫌になって、

「貧しくても豊か」な生き方を求めてきた人たち。

でも、実際に仕事がないというのは、若い世代には困る話・・・。

タイニーハウスに住むCindyも、それは悩みどころのようだけど、

それでも、なんとかやっていけているようにも見える。

 

 

トレーニング期間中、

蜂アレルギーの生徒が蜂に刺されるというアクシデントがあった。

彼女は刺された途端に動けなくなってしまい、

不幸なことに、エピペン(アドレナリン注射)を持っていなかった。

アナフィラキシーショックになると大変だというので、

即、911に電話。

 

でも、島には、病院がない!

 

しかし、カナダは素晴らしかった。

 

911から島の小さなクリニックに連絡があって、

救急車25分で到着。

救急車でクリニックへ移動。

クリニックでエピペンを打ってもらう。

 

大きな病院は船でしか行けない。

船が来るのにまだ1時間くらいあった。

念のためエピペンが切れたころに、再度注射する。

その後船に救急車ごと移動し、向こう岸にある大きな病院へ搬送。

この一連の作業が、すごくスムーズに行われた。

 

蜂アレルギーの生徒は、また刺されると困るので、

トレーニングを中断し、家に帰り、途中からビデオ通話での参加となった!

 

 

30日間、様々なことがあって、

途中で私も「ひとりになりたい〜〜」って気分になったこともあったが、

みんな卒業できて、無事300時間を終了することができました。

そして私の体調も、7月後半にはすっかり良くなってきていました。

 

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トレーニングが終わってから、しばらく休暇を頂きましたので、

その報告も以下に・・・。

 

ダン先生が島で、2台車を買いました。

 

そのどちらも、路上に置いてあったもので、

1台は走りますが、もう1台は壊れていて動きません。

 

以下の車は動きます。なんと、約5万円でした!

 

もう一台は、三菱の軽のミニバンで、ガソリンスタンドに捨てられていました。

軽自動車なんて、カナダでめったに見かけません。

それが、あの誰も知らないような島に捨てられていたので、

ダン先生が私に、「欲しい?」と聞いてきました。

「中を掃除して改造して、タイニーハウスにできるよ」

 

そんなことを言われたら、欲しいに決まっている!

 

壊れていて動かないけど、

ガソリンスタンドのおっさんが、約1万5千円で売ってくれた。

 

私はトレーニングが終わってから一週間、

毎日その車を掃除したり、改造したりしていた。。。

 

 

大工さんに頼んでもらった床板は、

私が帰る日に間に合わなかったけど、

また来年、作業の続きをするつもり!

少なくとも、自分の荷物を置いてこれる場所ができたし・・・。

作業はめちゃくちゃ楽しかった。

 

 

休暇中は、そんなことや、森への散歩、海でのボート、湖での読書・・・。

Texada島は、夢のような島だ。

昔はこんなに何もない島は、ちょっと不安になるなって感じたこともあったけど、

今はもうすっかり慣れてしまった。

島が大好きになった。

 

 

Texada島の後、

6日間かけて、バンクーバー島という島を旅しました。

沢山運転したし、沢山船にも乗って。。。

カナダでの最も西にある海岸で、太平洋の波を見た。

 

 

今年は、ほんとに不思議な年。

年の初めに、「道草」がテーマと書いて、

ステロイド皮膚炎になって仕事ができなくなり、

それも、道草みたいだったし、

夏のカナダも、道草みたいだった。

どの道草も、道草ならではの、学びがあった!

 

そして、2日前に日本に戻ってきました。

そして、あんなに良くなっていた肌が、またボロボロに・・・。

日本の湿気と暑さ、体調にこたえます。

といっても、ステロイド皮膚炎の最悪時期は超えているので、

前よりずいぶんマシですが。。。

でも、一日足らずで体調悪化したので、

ちょっと本気で、カナダへ移住することを考えたりも、したのです。。。

 

さあ、でも気持ちを切り替えて・・・。

あさってからは一般クラスへ復帰します。

来週はパワーピラティスの通訳が名古屋で。

そして、9月からは200時間が桑名市で始まります。

 

この夏学んだこと、きっとこれからの指導にいかしていきますね★

 

 

 

 

 

 

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今後の予定: 2018年6月末〜

Namaste!

 

2018年も半分過ぎようとしています。

2018年は3月末以降、私の「脱ステロイド」騒動で、

生徒の皆さんもお友達も、

この先、私のヨガの指導や、クラスや、トレーニングはどうなるのだろうと、

心配してくださっていると思います。

 

なので、

ここにお知らせとして、2018年7月以降の予定と、

私の体調の回復具合をご連絡します。

 

 

【2018年7月以降のスケジュール】

 

● 7月 ---

Kumi はカナダで300時間の一部指導と受講をしております。

桑名市のスタジオは、Atsuko先生とShigeko先生を中心に7月も指導を開催しています。

7月後半からは夏休みが入ります。

 

補足:

私のカナダ行きも迷った挙句、決行することとなりました。

カナダの気候の方が日本の蒸し暑い夏よりも回復に最適なこと、

ダン先生の理解により、指導を1日1時間半のみにして頂けたこと、

受講の時間も、可能な箇所のみの受講でOKとの回答が来ましたので、

それなら大丈夫だろうと、行くことになりました。

カナダで学んだことは、また帰国後、日本の生徒さんたちに展開していきます。

 

 

● 8月 ---

半ばより、一般クラスを再開します。

 

● 9月 ---

桑名市での200時間トレーニング、平日コースが始まります。

陰ヨガのトレーニングを週末開催します。

 

●10月 ---

カナダへのツアーを行います。

8月末日で受付を締め切らせていただきます。

 

● 11月 ---

熊本にて200時間トレーニングがスタートします。

 

● 12月 ---

特に特別なクラスはまだ予定していません。

 

 

● 2019年〜

200時間(桑名市)は、3月終了します。

熊本は5月終了予定。

 

2019年より、私の希望では、

一般クラスとプライベートセッションに、

自分の仕事の重きを戻したく思っています。

 

200時間のトレーニングについては今のところ、2019年以降は「未定」です。

 

リストラティブ、陰ヨガなどの短い期間のトレーニングは、開催予定です。

 

 

 

【私の体調について】

2018年6月末現在、まだステロイド皮膚炎は残っておりますが、

かなりマシになってきました。

今、大阪と岐阜の医者に通っておりますが、

岐阜の方のお医者さんは、あと2ヶ月ほどで、かなり楽になっているはずだと言われました。

(8月末くらいです)。

 

ただし、皮膚についてしまった色素やダメージの回復には、

1年以上かかる、ということでした。

 

回復が一進一退なので、また時々悪くなることもあるかもしれませんが、

ゆっくり焦らずいきますね。

 

そして、これをきっかけに、変えた方が良いことが、色々わかりました。

8月以降、働き方にもそれを反映して、

無理しないこと、

自分の休みを返上して働かないこと、

そしてクラスの終了時間は16:00と致します。

(一名、頚椎症の生徒さんのみ、17:00まで受け付けております)。

 

何よりも早く元気になって、朝のクラスに戻るのを楽しみにしていますので、

その時また皆さんと一緒にヨガしましょうね〜♪

 

 

 

 

 

 

 

 

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陰ヨガJoe Barnett の通訳 in Tokyo

2018年6月。

今年も陰ヨガのJoe Barnett 先生の通訳をさせていただきました。

今回は東京で、4日間、30時間のトレーニングと、

その翌日、ワークショップ2本。

 

Joe先生とお仕事をするのは、今年で4年目。

ヨガワークスのKanakoさんと、Joe先生と私のトリオは、

毎年恒例の、Japan 陰ヨガファミリー、みたいになりつつあります。

 

ヨガ通訳やボディワークの通訳を始めてから来年で10年になりますが、

Joe先生の通訳は、今携わっている通訳のお仕事の中でも、

トップ3に入る、私の大好きな仕事です。

 

それはやはり、Joeの人柄と、彼の指導内容が好きだからかな。

一緒に仕事をしていて、まったくストレスを感じない。

彼から「焦り」のようなものを、微塵も感じたことがない。

なので、私もずいぶんリラックスして通訳ができます。

 

4年前から陰ヨガの通訳をしてきて、

Jo Phee先生の指導内容も含め、本当に多くを学びましたが、

毎年、陰ヨガも、少しずつ変化をしています。

 

今年はJoeのトレーニングはマニュアルもリニューアルされて、

陰ヨガのポーズの7つの原型(ファミリー)を学び、

陰のポーズのターゲットエリアに働きかけるためには、

どの体節と、

どの筋筋膜グループ(マヨファシャグループ)の動きが、

いかに関係しているのか、

を、実践や対話を通しながら学ぶ、陰ヨガ特有の解剖学。

私は毎回好きだなと思うし、

体って、本当に人それぞれで、

だからこそ、「自分のヨガを探す」ことは、

先生の言う通りにする、ことではなく、

自分の体の声を聞くこと、なのだと思うのです。

 

ひいてはそれが、マットの外での生き方にも、反映されるわけで・・・。

 

どう生きるかは、自分の内なる声との対話なくしては、

導けない答えであり、

そしてその答えも、あらゆる問いかけも、

人生の様々な段階においても、変化するものである。

 

今回のJoeが言っていたことで、

結合組織(靭帯など)をストレッチしていくことよりも、

筋膜にある水分の形状を変えることの方を、

より強調していたのは、

今までの流れにおいて、よく理解できることだったし、

陰の練習の後で感じる効果としても、腑に落ちることでした。

 

これまでJoe先生とは、

名古屋、大阪、福岡、名古屋と旅をし、

今年は東京。

 

トレーニングの合間に、

会場の近くにあったBlue Bottle Coffeeへエスプレッソを買いに行くのは、

ほんと、楽しかった!

 

ああいう、おいしいコーヒー一杯が、

仕事やってて良かったぜ、って気持ちにさせてくれる。

 

私はエスプレッソマシンで作るエスプレッソに、

熱湯を少量足して飲む、

エスプレッソとアメリカーノの中間みたいなコーヒーが好きで、

どこの店に言っても、ややこしい客なのです。

 

Blue Bottle では80cc足してお持ち帰り用にしてくれて、

ばっちりの濃さでマジで幸せでした。

 

会場からたった2分のこのお店に行くのに、

Joeと2回も迷子になってしまって、それも面白かったし。。。
近くにシュリダイバヨガのBowSpringのスタジオがあって、それにもびっくりした!

今回の通訳は、体調がいまいち、ということもあり、
5月の頭の段階で、お受けするかどうか、相当迷ったものでした。
途中、ちょっとしんどい時もありましたが、やって良かったと思うし、
自分が機能していることが、私に回復の自信をくれました。

でも、今、体調管理のため、外食をまったくしておらず、
ホテルでは私が食べられるような内容の朝食があったのでそれを頂き、
お昼は、ホテルでなんと、お弁当を作っておりました。
といっても、コンロなどはないですので、
冷蔵庫と、洗面所のみを使って、、
アイデアを絞り、近所のスーパーで買い出しをし・・・。
なんとなんと、夕飯までそのスタイルで、自炊でホテルの部屋でした。
なんでも、やってみると、できるものですね。
レトルトですぐ食べられるキヌアなんかもあって、助かりました。

クラス後の深川でのひとり散歩も、
色んな意味で、体を癒してくれました。

というような、楽しい陰ヨガと東京の日々でした。

写真はJoeと、札幌の陰ヨガ指導者である、大好きなしのぶさんと。
ブルーボトルコーヒーでばったりしのぶさんに会った時、
ほんとにうれしかった!ハグした時の愛が暖かかったです。

 

 

 

 

 

at 21:59, shakti-mandir, 7: ヨガ通訳 / Yoga Interpretation

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あなたは体ではない "You are not your body"

ヨガの世界では、

色んな体のとらえ方をします。

 

例えば、

「粗大身」というのは、

触れて感じることのできる、

肉とか、骨とか、粗大な体のことを言います。

 

「微細身」というのは、

目に見えない体のことで、

感情や記憶など、粗大身よりももっと繊細なもののことを指します。

 

これ以外にも、色々な体の味方があります。

 

肉体を乗り物に例えるなら、

その乗り物が走るのに必要なガソリンが、

食べ物だったり、

電流が気(プラーナ)に例えられたり・・・。

 

私たちが生きていて、

色々な活動をする舞台となるのは、

まずは粗大身であり、

 

体がなければ、

今こうやってパソコンを打つこともでいないわけで・・・。

 

ヨガの先人たちはでも、

「あなたは体ではない」

と言ったりもするのです。

 

肉体は、変化するものである。

病気にもなるし、いつか、命がなくなったら、

今当たり前のようにあるこの体も、

分解されて、なくなってしまう。

 

例えば、

10歳の時の自分と今の自分はまったく同一ではないように、

 

今、今の自分と自己同一していたとしても、

20年後の自分はまったく違う者である。

 

そういう意味で、

あなたの本質は、体ではない、と、ヨガの先人たちは言っている。

 

 

体を乗り物に例えた時に、

そこに命のエネルギーが宿り、

乗り物は動くことができるようになります。

 

でも、

いかに動くか、

どこへ行くか、

は、

誰が決めるんでしょう?

 

それはそれぞれが生きる態度として決めることであり、

自分にも、

自分以外の人にも、

可能な限り、

祝福を与えられる、喜びを与えられるような行動、思考、生き方をするのは、

これは、

訓練である!

 

前のブログから引き続き、

所々書いているけれど、

私が今年の4月にステロイド皮膚炎と診断されて、

もうすぐ3ヶ月が経とうとしています。

 

3ヶ月経って良くなったところはありますが、

まだまだ、普通に生活できておらず、

ヨガの指導や通訳はいつもよりも量を少なくしてやっていて、

日常生活は、

色んなことをするのに、

今までよりも、よっぽど時間がかかってしまう。

 

特に朝はなかなか思ったように動けない。

 

嗚呼、リウマチの生徒さんは朝にヨガができなかった。

症状は違うけど、自分も同じように、

当たり前にできてたことが、まだしばらく、できなさそう。

 

ヨガの練習も、今までの半分くらいしかできておらず、

瞑想も、ほとんどできていない。

 

私の命の舞台である粗大身は、

今までの舞台とは、ちょっと違ったものになってしまっている。

 

そんな時に、

私の先生も、それ以外の先人たちも言っていたように、

 

You are not your body = あなたはあなたの体ではない

 

という言葉を、思い出すのです。

 

それは、慰めという意味で、思い出すわけではない。

 

その言葉を、改めて、考えてみるのである。

実際に初めて、きっと、その言葉が、現実味をもって、感じられるからである。

 

たまたま40台半ばで、

こういった、

体が思うように動かないという経験をしているのだが、

 

医者によると、半分くらいは良くなっている、と言うし、

多くの臨床例を見ても、いつか回復することである。

 

だけれど、

この先、生きていたら誰もが、

必ず、衰えていく。

 

それは、ほとんどの場合、「病」という形で、訪れる未来だ。

 

そして場合によっては、回復しない病もあり、

死が誰にでも訪れるということが真実であれば(!)、

(往々にして、私たちはそんなことは忘れて生きてるのだが)・・・

 

生きるとは、

死に向かう旅路でもある。

 

 

ヨガの先人たちは、

あなたは体ではない、と言う。

 

でも、そこに流れるエネルギー、

微細なもの、

アストラル体は、

波動として、死んだあとも、存在し続けるというのです。

 

このコンセプトって、なかなかピンと来ないかもしれない。

 

でも、

世の中すべてのものは、本当に「波動」でできているらしい。

 

量子レベルの世界で、物質をどんどんミクロの世界にして見ていくと、

波動と粒子になり、

 

難しいことは私はあまり理解してないけど(笑)、

 

最終的に、そこには、空間しかない、スペースしか残らないということが、

科学的にわかっている。

 

この世界のすべてのものが、波動でできている。

 

それは、思考や感情や記憶も含めて。

(脳の中で起こっていることも、電気信号のようなもので、波動である)。

 

 

例えば、

怒った人が部屋に入ってくると、

部屋が暗いムードになる。

 

ハッピーな人が入ってくると、

部屋が明るいムードになる。

 

こんな安直な話ではないかもしれないけれど、

 

私たちが持っている波動は、

肉体がその場を去った後でも、

そこに、残る。

 

 

これは私の勝手な感覚で書いているが、

波動は、伝わるものであり、

粗大身がなくなってしまってからでも、

微細身の波動が残るとすれば、

その残された波動は、

この世界のどこかに宿る、ように理解することもできて・・・。

 

 

すると、

「あなたは、どんな波動を、この世界に残したいですか?」

という問いが、生まれてくる。

 

 

話が戻りますが、

粗大身は変化する。

 

私たちが今、あったり前のようにできていること、

それは、ヨガのポーズも含めて、

が、

できなくなる日が来るかもしれない。

 

その時、どうあるか。

どうあることができるか。

 

心のヨガ、なんて言葉を聞いたことがあるけれど、

粗大身が舞台とならないヨガの練習って、

それはそれは、

これまた安直な言葉で書きますが、

「深い」ものだと思うのです。

 

 

ここまで書いてきて、

すべてを要約してみますと、

 

病を患って、わかったことが沢山ありました。

 

ということが、書きたかった。

 

私のクライアントは、

ほとんどの人が、

いろんな疾患や、

人生での問題を抱えている人ばかりで、

 

私はわからないことは、わからない、と言っていたし、

辛いですよね、ということも、

言わない主義だった。

だって、その人が感じていることは、

わからないから、

わかった振りは、したくない。

 

でも、今、ちょっとそういう辛さや、

どうしても、生き方を変えざるを得ない状況になった人たちの心が、

わかるようになりました。

 

そして、「希望」を持つことの大切さも。

そしてそして、ヨガは、ポーズの練習ではなく、

ポーズができなくても、

やっぱりヨガは、誰にでも、開かれているということ。

 

私のヨガの先生は、

粗大身は、

生きているうちは、

いろんな精神性を高めるための土台でもあるから、

大切にしなさい、とも言っている。

 

だから、運動(ポーズ)したりして、

ちゃんと動くようにしておこうね、と。

 

なので、粗大身が動く間は、

私もそうだけど、

皆さんも、

その体を大切にしましょ。

 

でも、

同時に、

私たちは、体ではない、のかもしれません。

実際に、10年後に同じ自分はここには存在しません。

私が自分の子ども達を見るときも、

彼らはいつまでたっても私の子どもであると同時に、

8歳の頃の彼らと、18歳の彼らとは、

まったく別人であり、

8歳の頃の彼らには、

二度と会うことができません。

 

 

そう、体も諸行無常の一部です。

あらゆるものが、変化をし、

何ひとつ、

確実なことは、ありません。

 

だからこそ、

その不確実な、

推測不可能なこの世界で、

何かが起こった時に、

自分が、どうあれるか。

どんな態度で生きるのか。

どんな波動を伝えるのかが、

きっと、もっと大切になってくる。

 

at 20:32, shakti-mandir, 5. ヨガ哲学

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オーバーストレッチとコリの秘密 with 斎藤綾太先生

5月19日、

札幌より理学療法士でヨガの先生でもある、

斎藤綾太先生を招き、

「オーバーストレッチとコリの秘密」というWSを行いました。

 

3時間では足りないくらいの、

目から鱗!の内容でした。

 

座学も実技も、飽きることなく楽しかったですね。

 

(私はまだステロイド副作用のため、この日は見学)。

 

体はおもしろい。

 

どこかの痛みの原因が、

その場所ではないところにあったりする。

 

今回はトリガーポイントをほぐすことで、

オーバーストレッチが起こらないようにしたり、

腰痛や肩こりを緩和したりする方法を学びました。

 

 

 

私も、例の「脱ステロイド」による皮膚炎で数週間引きこもっていたところから、

久しぶりに皆さん(12名の生徒さん)にお会いできて、

とっても嬉しく、元気をもらいました。

 

綾太先生には、陰ヨガのJo Phee先生やJoe Barnett先生の通訳を通して出会いました。

まさか、札幌から桑名市まで来てくださるとは、感謝に限ります★

 

 

そしてこの日は、風が強かったですが、太陽がキラキラと輝いてました。

 

参加してくださった方々、ありがとうございました。

学んだことを、活用してくださいね!

 

 

--------追記----------

私の「脱ステロイド」経過報告

 

はい。知らない方のために、一応書きます。

私は現在、

軽度のアトピー性皮膚炎に塗っていたステロイドの使用をやめた途端、

ステロイド皮膚炎(ステロイドの副作用)になりました。

 

そのため、5月〜6月は指導がほとんどできておりません。

 

3月26日にステロイド外用を中止して、

今日で73日が経ちました。

 

起き上がれないくらいひどい時もありましたが、

今は「乾燥期」というのに入ったらしく、

 

炎症でジクジクしていたところはなくなって、

体中が、カッピンカッピンの乾燥状態にあります。

 

あと1ヶ月くらいしたら、さらにマシになるだろうと、

昨日、阪南中央病院の佐藤先生に言われたところです。

 

4月後半から、毎晩朝まで眠れた日は、まだありませんが、

確かに、良くなってきたな、とは思います。

 

しかし、普通の人が送っているような生活は、

まだ送れていません。

それがどういう意味なのかは、

もう少し回復してからまとめて書きたいと思っています。

 

現状、

体は瘡蓋だらけ。

「しそふりかけ」をふりかけたような感じ。

顔は、「粉吹き芋」みたいに白い粉が吹いています。

 

この表現、結構気に入ってます!

 

恥ずかしいというのも、前より減ってきました。

(慣れてきた)。

 

ビラン状(肌の表皮がなくなってしまった状態)だったところが、

なくなってくれただけでも、本当に、うれしいです。

 

また、経過報告を書きますね。

 

心配してメールを頂いた方々、

不在でご迷惑をかけてしまっている生徒の皆さん、

代行のあっちゃん、

再度、感謝しております!

 

そして、家族の愛情いっぱいのサポートも♡

 

at 18:01, shakti-mandir, 1. スタジオお知らせ/ Studio Announce

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熊本でのヨガ in 2018年4月

4月29日、熊本でヨガのワークショップを開催してきました。

 

一日3本のクラスを行いました。

 

ダン先生によるハンドスタンドをピークとした中級レベル以上のクラス、

ダン先生による初心者からすべてのレベルを対象にしたクラス、

そして、私の陰ヨガのクラス。

 

 

熊本はダンススタジオ「フィヤージュ」さんの主催よるクラスでした。

今年20周年を迎えるというこのスタジオでは、

ダンスだけではなく、ヨガも教えています。

 

ダンスの中に太陽礼拝やヨガのポーズを入れたりという、

ユニークなことをしておらます。

 

今回の生徒さんは全部で30名ほどの方々でした。

 

 

皆さんダンサーだけに、身体能力がすばらしく長けておられました。

 

私は最後に陰ヨガのクラスを行いましたが、

ポーズの数は4つほどしか行いませんでした。

より多くから、より少なくへ。

 

熊本は路面電車が走る、素敵な都会でした。

この熊本市にて、11月より200時間のトレーニングを開催することになっています。

詳細は以下のリンクをご覧ください。

 

全米ヨガアライアンス200時間 in 熊本

 

 

 

熊本の皆さん、ワークショップに参加頂き、ありがとうございました。

また11月からトレーニングにてお会いできることを、楽しみにしていますね★

 

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さて、その直後、私は例の脱ステロイドのリバウンドの悪化によって、

しばらく両腕を下げれなくなってしまい・・・。

その痛みのあまり、過呼吸になるほどでした。

 

そして、熊本の後に計画してあった、

ゴールデンウィークのイベントすべてと、

タイマッサージのトレーニングと、

リストラティブヨガのトレーニングと、

私の一般クラスすべてを、キャンセルすることになりました。

 

当初、あまりの痒みと痛みとグジャグジャになった皮膚を見て、

6月末まで完全休暇にしないと無理だと思っていました。

 

包み隠さず書きまくっておりますが、

脇の下の炎症がひどくジュクジュク状態で、

腕を下すと脇腹と腕の内側がべったりくっついてしまい、

それが尋常じゃない痛みと不快感でした。

 

体のほかの部位は真っ赤。いずれ瘡蓋だらけに。。。

これから暑い夏になりますが、
今まで愛用していたヨガウェアはすべて、お片付けしました。
こんな思いをして、「見た目」をいかに大切にしていたかを思い知らされました。
そして、その見た目の重要度のために、ヨガがしたくても一歩踏み出せない人たちが、
きっと存在するのだろうな、と気づかされました。
熊本を最後に私も人前に出るのも、このことについて語るのも、
できるはずがない、と落胆した日々がありましたが、
さらけ出す勇気!
そのおかげで、普段とちょっと違う方向から、
生徒さんたちと対話ができている。
熊本の話からちょっとそれましたが、
まだまだ脱ステロイドの過酷な症状は続きそうなので、
しばらくお付き合いくださいませ。

 

 

at 22:07, shakti-mandir, 1. スタジオお知らせ/ Studio Announce

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YOGA

前回のブログで「脱ステロイド」のことを書いてから、

何人かの生徒さんから励ましのメールが来ました。

また、昨日は理学療法士さんによるワークショップを主催させてもらって、

12名の生徒さんの顔が見れて、

みんなのことを、とても愛おしく思いました。

 

脱ステロイドで体中に炎症が起こり、

朝目が覚めてから起き上がるのに1時間ほど時間がかかり、

あまりの痛みに背中を丸めてしか生活ができなかった日々がありました。

 

炎症がひどくなる前までは、

ヨガや瞑想をして気持ちを落ち着かせていたものの、

 

痛みがひどくなってくると、

起きるのがやっとで、

マットを敷くこともできません。

 

私はこれまで疾患を持った生徒さんともヨガをしてきたけれど、

指先さえ動かせたら、ヨガができると、

呼吸さえできたら、ヨガができると・・・、

 

どんな小さな動きでも、自分でコントロールして動かしている、

動かせる、

ということが、

人に、パワーを与えると、

軽率に考えていた・・・。

安直だった。

 

実際自分が痛みで動けなくなると、

ヨガなんて、どうでも良くなった。

というか、

ヨガを考えることさえ、できなかった。

 

起きて、機嫌よくあることが、その日の目標となった。

 

そして少しだけ症状がマシになったころ、

それでも痛みでポーズなんて取れなかったが、

ヨガについて、考え始めていた。

 

約2週間、ヨガの練習ができないでいた。

犬の散歩さえできなかった。

 

だけどヨガを考えたとき、

私の先生の本を最初から読み返しながら、

ポーズはヨガの一側面でしかなく、

ヨガはポーズではない、ということを、思い出したのです。

 

"Yoga is a spiritual practice. It's about how you feel at any given moment"

(ヨガは精神性を高める練習だ。あらゆる状況下において、自分はいかに感じているのか?)

 

「自己同一」という言葉がある。

痛みがあると、人は痛みと自分を自己同一する。

病と、自分を自己同一する。

苦しみと、自己同一する。

 

私が人生に急ブレーキがかかったように、

体が動かせないほどの痛みに見舞われた時、

私は、惨めだった。

 

それがなぜ、自分に起こったのか、

怒りを感じ、

先がわからない不安を感じ、

体の見た目がボロボロになっていく自分を、

恥ずかしいと感じた。

 

それが、自分自身の姿、となったからだ。

 

今までの健康な自分ではなく、病の自分が自分になっていた。

 

アーサナ(ポーズ)の練習もできなくなり、

じゃあ、

私のヨガはどうなってしまったのだろうと、

ヨガの道は塞がれた気分だった。

 

だけど、

私の先生の言葉。

それは私を原点に戻してくれた。

 

自分が今この状況の中で「いかに感じる」かは、

私の選択でもある。

 

苦しみと自己同一して悲劇のヒロインになるのも自分の選択である。

この症状は、いつ治るか分からないもので、

指導ができるようになっても、

(指導は来月から少しずつ始めるつもり)、

体中にある炎症が引くのは、数ヶ月後、数年後かもしれない、らしい。

 

そんな、いつ解消するか分からない問題を抱えていて、

それをどう受け止め、どう、感じていくか。

 

これは私の選択であり、決断でもある。

 

"It's about your experience.

The point is to transcend suffering, not endure more of it".

(ヨガとはあなたの体験のことだ。

鍵になるのは、苦しみをいかに超えるかであり、苦しみにもっと耐えるということではない)。

 

"Yoga is about producing joy".

(ヨガは喜びを産むことだ)。

 

今でもたまに、体中が乾燥してひび割れたように痛く、

そんな日は、外が暖かくても、自分はとても寒く感じる。

 

笑顔には、到底なれない。

 

でも、その状況で、

病と自分を自己同一化することもできるし、

「これもまた、過行くもの。あらゆるものが、過行く」

と、

今の状況と自分を自己同一しない、こともできる。

 

その練習をするのが、ヨガだ。

 

人生は、良いと悪いのサイクルを繰り返す。

良いも、悪いも、一生続かない。

空の雲の形が、決して常に同じ形ではないように、

私たちに起こる人生の出来事も、瞬間瞬間、変化している。

 

"When the mind is still, you are happiness"

(心が静かになれば、あなたが幸せそのものとなる)。

 

私たちの心(エゴ)は、

お喋りを止めない。

 

私は自分が痛い思いをしているとき、

「どうしてそれが自分に起こったんだ」と、

原因探しを始める。痛みに腹が立つ。

 

でも、それが、何をどう解決するというのだろう。

 

瞑想は、

自分の思考を観察する機会を与えてくれる。

 

さもなければ、人は自分の頭が何を考えているか、

無意識で生きている。

そしてその頭の中のお喋りとは、

同じような内容をただ繰り返している、役に立たないもののことが多い。

 

私は今、静かに座ることが困難だ。

でも、

動きながらも、瞑想的になることはできる。

それは、自分の思考の癖に気づくことだ。

 

そしてこの状況下で、自分がどう感じているか。

そこに意識を向けること。

それが、今の(そしてこれからずっと先も)、

自分のヨガ、なんだ。

 

最初、そこから、スタートしたのだった、ということを、

今与えられている苦しみが、教えてくれた。

 

そして、リラックスすること。

 

副作用の炎症が一番ひどかったころに比べて、

今は少しはマシになり、

ポーズの練習もできるようになった。

 

でも、お医者さんからは、

ヨガじゃなくって、有酸素運動をしなさい、と言われてる。

 

有酸素運動って、走ったりする、ことだ。

 

この体がヒリヒリ痛い状態で、走って汗かくなんて、

拷問のようだが、

そうやって代謝を良くし、

汗により肌を強くすることが大事らしく・・・。

 

私の抱えている症状は、

水分制限(一日1リットル以下に留める)

健康的な食事

運動

によって、治癒のスピードが上がるというので、

 

ポーズの練習もしたいけど、

それよりも、

毎朝、30分、有酸素運動をしている。

 

何をやるかって、

外で走る勇気はないので(紫外線も致命的なので)。

 

家で密かに、自己流で踊っている(笑)。

今日はマイケル・ジャクソンを聴きながらアホみたいに汗だくで踊ってみた。

これ、結構効果あって、

心拍は1分間に130まで上がり、汗ばみ、

汗ばむと、尋常じゃないくらい、体が痛く、

必死で扇風機で乾かす(あはは、なんじゃそりゃ)。

 

しかしせっかくやるなら、

楽しく面白おかしくやらなきゃ損。

 

今日は Beat it, beat it! と一緒に歌いながら、

パンチ連続のダンスだった。

 

ヨガは幸せを産むこと。

 

苦しみの中でのそれが、一番の練習。

 

だからって、苦しみを選ぶ必要はなく、

でも、人生、

絶対苦しいって時が、何度あるはず。

 

そして、人は年を取る。

 

年を取ると、

今までできたことが、どんどん、できなくなる。

 

その時自分がどう感じるか、

それも、ヨガ。

 

マットの上じゃなくても、

ヨガの練習は、

いつでもできる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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脱ステロイド

"今日という日" のブログのタイトルを、

「脱ステロイド」にするかどうか、

実際、何日も迷いました。

 

でも、やはりこのタイトルしかなかった。

 

今私はこの、

まさに壮絶な「脱ステロイド」を克服する日々を送っています。

 

2018年に入ってすぐのブログに、

今年のテーマは「道草」、みたいなことを書いていたが、

とんだ道草になっている・・・。

 

ある時、時間が止まってしまったかのように、

「脱ステロイド」のおかげで、

今までできていた、ほとんどすべてのことが、できなくなってしまいました。

(自分だけの家事をこなすのみで、唯一お料理だけは楽しくできていますが)。

 

 

簡単に説明すると、

「脱ステロイド」というのは、

”ステロイド軟こう(ステロイド外用薬)の依存症から立ち直ること”。

 

ステロイド軟こうはアトピー性皮膚炎に当たり前のように使われている軟こうで、

日本では赤ちゃんから成人まで、使用している人は多くいます。

 

私も子どもの頃、アトピーでした。

そして当たり前のようにステロイドを塗っていました。

が、それほどひどいアトピーではなかったため、

2,3回塗ったら湿疹が治る程度のものでした。

 

年に数回、ほんとに数少ない使用量だったのです。

 

大人になって、ヨガを始めてから、アトピーはまったく完治していました。

ステロイド軟こうも、皮膚科へ通うことも、

もう遠い昔のこと・・・。

 

だったはずなのですが、

4年前から湿疹がほんの少し発生し、

また、一年に数回、ステロイドを塗る生活が始まっていました。

 

それでも、前と同じように塗ればすぐに治るので、あまり気にしていませんでした。

 

が、去年に入り、湿疹が悪化し、ステロイドを塗ってもなかなか治らなくなりました。

 

「ステロイドは恐い薬」というのはなんとなく知っていました・・・。

 

なぜ、恐いのか?

 

それは、「効かなくなるかもしれない」からであり、

効かなくなると、薬の強度が高いものを処方されたり、

ひいては、一生薬が手放せなくなるから。

 

と、その頃は、その程度の心配しかしていませんでした。

(生き地獄ほどの苦しみが訪れることを、まだ知らなかったのです!)。

 

 

なかなか湿疹が治りません。

食生活は悪くないと思っていました。

でも、去年は仕事で毎月移動、

子どもの大学受験、

色々忙しさが積み重なっておりました。

 

薬を塗っても塗っても治らない。

それどころか、最初の湿疹があった場所以外にも、湿疹が出てくる・・・。

ステロイドを塗っていると、湿疹の形状が変わってきたりもしました。
 

まさに、訪れた皮膚科の数は、

S皮膚科(桑名)

F皮膚科(名古屋)

?皮膚科(名古屋)(名前を忘れてしまった)

N皮膚科(桑名)

O皮膚科 (桑名)

 

と、5件にものぼりました。

 

そのどこの皮膚科も、「ステロイド」。

11月〜3月までN皮膚科に通いましたが、

ステロイドの強度が「ストロング」レベルの軟こうを、

毎日2回、患部に塗り続ける、という指示が出てました。

 

「こんなに使って大丈夫ですか?」

「大丈夫、大丈夫、みんな使ってるから」

「なぜ治らないんでしょう?」

「う〜〜ん、それはそういう体質なのね」

 

待合室で1時間以上待たされた上、

診察時間は2分ほど。

毎回同じ薬を出されるだけで、

患部もちゃんと見ていない・・・。

 

薬を塗っているのに、ひどくなる。

 

それに対して医者は疑問を感じないのだろうか?

 

と、私がだんだん、疑問を持つようになってきました。

 

そして3月26日、私は思い立って、

ステロイド軟こうを使うのを、一切やめることにしたのです。

 

そこから地獄の日々が始まりました。

5月、6月の私のクラスがあまりないのは、
ステロイド離脱症状がひどすぎて、思うように動けないからです。

 

去年、皮膚科を訪れた際、湿疹は「背中に少し」ありました。

「おでこにも少し」だけありました。

 

背中は4ヶ月、毎日ストロングレベルの軟こうを塗った。

おでこは時々、それよりも少し強度が低い軟こうを。

 

ステロイドを中止したら数日後、

耳の後ろから首にかけて炎症が起こり、

1ヶ月後、脇の下、脇腹、腹部、体側、背中、股関節、頭部と広がり、

上半身は真っ赤な世界地図を描いたような姿になりました。

 

赤いだけではなく、

ジクジクし、ひび割れ、壮絶な痒みと、皮膚が裂けそうな痛みがあります。

毎日朝まで眠れることはありません。

 

なぜ、こんなことになるのか?

 

それは皮膚が臓器だから、

ある一か所にステロイドを塗っていただけの場合でも、

使用を中止すると、

皮膚全体がステロイドに対して禁断症状を起こし、

それが炎症として、数ヶ月〜数年、続くのだそうです。

 

私が3月26日にステロイドを一切やめる(脱ステロイドする)ことにした際、

インターネットで実際に脱ステロイドを行った人たちのブログなどを読んでいました。

 

ひどい人たちは、20年、30年、毎日ステロイドを使っていたと書いてあったため、

たまにしか使ってなかった私はきっとそこまでひどくはならないと、甘く見ておりました。

 

去年4ヶ月使っていた際、

薬が効かなくなったところで、たぶん、それはアトピーではなく、

「ステロイド皮膚炎」になっていたと、考えられるそうです。

なので、すでに体は「ステロイドに依存」を始めていました。

 

どういうことかというと、

これはアルコール中毒のようなもの、だそうで・・・。

アル中の人は、アルコールを飲むことは体に良くないとわかっていても、

アルコールが切れると禁断症状を起こします → もっとお酒が欲しくなる。

 

同じように、ステロイド依存になると、

ステロイドが切れると禁断症状を起こし、

湿疹がひどくなります → もっとステロイドを塗らないといけない。

 

それを患者も標準治療を無意識に行っている皮膚科医も、

「アトピーが悪化した」と勘違いします。

 

そして、もっと強いステロイドをつけましょう、という流れになります。

 

ステロイド皮膚炎に、ステロイドを塗るのは、

アル中の人に、アルコールを飲ませるのと同じようなことです。

 

脱ステロイドの人たちのブログを読めば読むほど、

これ以上ステロイドを使うことはやめるべきだという気持ちが強くなったのです。

 

ただ、患者が混乱するのは、

皮膚科医の間で、

「ステロイド推奨派」と「ステロイド反対派」があって、

ネット上でもこの2つの派閥が紛争のようにお互いを否定し合っており、

ステロイド推奨派はステロイド反対派のことを、

犯罪者や詐欺師のように罵っている状態だからです。

 

だから患者は、いったいどちらを信じたら良いかわからない状態になってしまいます。

 

日本皮膚科学会は「標準治療」として、

「アトピーにはステロイドを使いましょう」

とガイドラインに載せています。

 

だから町の皮膚科に行くと、どこでもステロイドが安易に処方され、

「安全な薬」として出回っています。

 

しかし実際に患者の立場からすると、

ステロイドを何年も何年も使い続け、

アトピーが良くなるどころか悪化し、

薬の強度が上がり、

本当にこれは安全なのか?という不安を抱えた人が、

私も含めて、多くいます。

 

私が脱ステロイドを行うことを決心したのは、

そういった長年ステロイド軟こうを使い続けた人が、

ある日、薬がまったく効かなくなり、

ステロイドの内服までしても治らず、

ステロイドが一切有効でなくなったため、

ステロイドを止めるしかなかった、

という人のブログをいくつも読んだからでした。

 

その人達がステロイドをやめてから、

体中に炎症が起こり、滲出液が出て、動けなくなり、

仕事も学業も何年も休むことになったという壮絶な生き地獄を・・・。

 

しかし、

そこまでリバウンドがひどいものなので、正直恐かった・・・。

 

でも、

"atopic dermatitis 患者に学んだ成人型アトピー治療"

という、阪南中央病院の佐藤健二先生が書いた本を読んで、

もう「これしかない!」と決意をしました。

 

 

ステロイドを常用しなければならない患者には、

2つの選択肢があります。

 

薬を使い続ける。

この場合、湿疹が良くなればラッキー。

薬を塗っても治らない場合、一生薬漬け。

または、最悪薬が効かなくなり、強制的に薬を止めるはめになる。

 

 

自分で薬をやめる。

体には自然治癒力があるのだから、時間かけても自力で治す。

この場合、しばらくはリバウンド状態に苦しむが、

早くやめればやめるほど、リバウンドはひどくなる可能性が低い。

 

 

阪南中央病院の佐藤先生は、

日本一の脱ステロイドの名医であり(と私は思う)、

もちろん、△鯀んだ患者の手助けをしている。

(,婆瑤鬚笋瓩兇襪鯑世覆った人の助けももちろん!)。

 

アトピーは、私の場合、ストレスがかかってくると出ます。

そしたら、ステロイドを塗っていた。

 

この先、そういう生き方は、絶対やめよう、と思った。

 

何よりも、ヨガを始めて完治していたアトピーが再発したことを、

正直、急いで「隠したかった」のかもしれません。

 

これ、まさに見栄やわ〜〜。

健康的なヨガの先生でおらなあかん!って、見栄張ってたお陰で薬選んでたのかも。

 

だけど、

色々学んだ結果、

もぐら叩きのように、

ステロイド皮膚炎にステロイド塗るのなんて、絶対考えられなかった。

 

さて、ステロイドを中止して1週間で、

炎症で耳がひきちぎれそうになりました。

顔もバリバリになりました。

体は真っ赤。

 

めちゃくちゃ不安になったので、

すぐに阪南中央病院の佐藤先生に会いに行きました。

 

「ステロイド皮膚炎やな」

 

思った通りのことを言われたのだけど、

自分が選んだ道が間違っていないと言ってくれる医者がいることの、心強さ。

 

患者一人に15~20分くらい時間をかけてくれて、

何の質問にでも答えてくれる。

 

他の皮膚科は、「大丈夫」とか「体質ですから」とか、

ましてや、

ステロイドについての質問をしようものなら、

触れてはいけないことに触れたみたいな冷たい対応しかしてくれない皮膚科医ばかりだった・・・。

 

佐藤先生は私の質問リストのすべてに答えてくれて、

私の体を見た後、

「今はひどくないな。1ヶ月後に、ひどくなるかもしれないな」

と言われたのです。

 

「どうしてですか?」

「いや、そういうケースも時々あるから」

 

そして、ばっちり1ヶ月後、私のステロイド離脱症状は、

最強に「ど最悪」なものになりました。

 

腕の付け根の炎症がひどすぎて、両腕が下せない。

首が回らない。

体は赤い世界地図。額面通りのボロボロ。。

 

阪南中央病院からは、抗ヒスタミン剤しか出ないので、

それを飲んで、ひたすら耐える日々。。。

 

今まで経験したどんな辛い経験よりも、辛い経験となった。

 

そして、いつ治るか、わからん!

3ヶ月の人もいれば、7年の人もいる。。。

つか、ほんとに、治るの?って不安になる。

 

あまりに不安になったので、

阪南中央病院に加え、

岐阜の大垣にある、たらお皮膚科を訪ねました。

ここも、脱ステロイドの専門医がやっているお医者さんです。

桑名市から近いから、助かります。

 

たらお先生は、「トンネルの向こう側は見えてるから」と励ましてくださり、

ここでも薬は出ませんが、

ビオチン(ビタミン)のサプリと、食事療法で、私を支えてくれています。

たらお先生も一回につき、30分くらい時間をかけて診察してくれます。

どんな素材の洋服を着るべきかや、仕事の対応の仕方、

食事の栄養素の計算の仕方など、教えてくれるのです。

 

私は今まで生きてきて、

何度も皮膚科に行ったけど、

「あなたの体には自然治癒力がある」と勇気づけてくれた皮膚科医は一人もいなかった。

阪南中央病院の佐藤先生と、たらお皮膚科のたらお先生は、

正真正銘の本物の医者だと思いました。

この二人の名医は、ステロイドを使わずに、

皮膚炎がどんな経過で良くなっていくかを、

多くの臨床例で、熟知しているからです。

 

ステロイドを使っている医者は、

ステロイドを処方することしか知りません。

 

 

今日で、脱ステロイドを開始してから、52日が経ちました。

まだ、もちろん治っていませんが、少しは楽になっています。

 

明日からプライベートセッションを開始します。

週1回のペースです。

6月から朝のクラスを少しずつ開始します。

通訳も少しずつ・・・。

 

仕事復帰できる目途がついてきたので、

気持ちもさらに前向きになってきました。

 

私の不在中、生徒の皆さんには大変ご迷惑をおかけしています。

そして、いつも代行で頑張ってくれているアツ子先生には感謝しきれません。

少しずつの復帰になりますので、ゆっくり待っていてください〜。

 

 

 

【ステロイドを使いたくない人のための皮膚科】

● 阪南中央病院の佐藤先生

● 大垣市のたらお皮膚科

 

私もステロイドを止めたいという人、

ステロイドを使わない皮膚科を知りたいという方は、

いつでも相談に乗りますので、ご連絡ください!

 

 

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【補足】

アトピーの標準治療で日本皮膚科学会がステロイドを推奨しているのは、

製薬会社とのお金絡みの関係がその陰にあるからかもしれません。

 

昔タバコは健康に害がありません、と言われていましたが、

実際に肺がんになった人たちに訴えられて、

今では、海外のタバコには、肺がんの人の真っ黒な肺の写真を載せています。

 

「こうなるかもしれないけど、それでも良かったら吸ってください」

という意味です。

 

 

ステロイドも、昔の私のように、うまく使えている人もいるだろうし、

ステロイドがなくては、生活できない人もいるはずです。

 

だから、すべての人がステロイドを使わないべきだとは、思いません。

 

だけど、

ステロイド依存症になる可能性がありますよ!

と、その依存症になったらいったいどんな地獄が待っているか、ということを、

患者に伝えるべき(写真つきで)だと思いました。

 

だけど今はネットがある時代なので、

知りたい人は、「脱ステロイド」で検索すると、実際にその経験をしている人たちの話が読めます。

みんな、共通点がありますので、興味深いです。

 

また海外でもステロイドの副作用は問題になっています。

Red Skin Syndrome とい名で、同じように苦しんでいる人たちがいますが、

みんな数ヶ月から数年で治っています。

ただリバウンド中はほんとに地獄です。

 

 

【補足2】

ステロイドとは、「副腎皮質ホルモン」ですが、

それは人間の副腎皮質でつくられるホルモン、「コルチコイド」のことです。

現在、コルチコイドは副腎だけではなく、皮膚からも分泌されていることがわかっているそうです。

(炎症を抑えるホルモン)。

 

ステロイドを塗ることで、副腎の機能が落ちることはない、とされていますが、

皮膚が自分でコルチコイドを分泌する機能は、ダメージを受けるとのことでした。

 

ストロングレベルのステロイドは、皮膚に通常あるコルチコイドの10万倍のコルチコイドになります。

そんなものを塗っていたら、自分でコルチコイドを調整できなくなってしまうことは、当然のことのように、感じられます。

そんな薬が、普通に薬局でも売られていますので、気を付けてください。

 

 

【補足3】

カリフォルニアの脱ステロイドを診ているお医者さんのサイトです。

阪南中央病院の佐藤先生とほぼ同じことを言っています。

 

サイト内のビデオ、英語ですが、英語がわかる方は聞いてみると良いと思います。

http://www.red-skin-syndrome.com/

 

彼が言うのは、今の皮膚科医は、

ステロイドを使った状態でのアトピー(eczema)と、

純粋なアトピー(exzema)を見分けられる人がいないと。

 

アトピーは10歳くらいまでに治る病気だった。

でも今は成人の患者が増えている。

それは、アトピーではなく、

アトピーがステロイド皮膚炎になったものでもあるかもしれない。

だけど、今の皮膚科医は、ステロイドを使用前の純粋なアトピーがどんなものかを知らない。

だから、ステロイド皮膚炎を、難治性の成人性アトピー性皮膚炎としてしまっている。

 

 

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ステロイドを推奨してきた人たちが、

それによって害があったという事実を認めることは、

自分たちの長年の非を認めることにもなる。

だからどんなことをしても、ステロイドは安全と躍起になって言い続けている。

 

それだけ、世の中には正直な人はいない、ということなのでしょうか・・・。

 

それならば患者側が勉強して、自分で治療を選んでいくしか、

少なくとも皮膚科に関しては、ないのでしょう。

 

 

 

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